トップページ > メンテナンス
 File No.     
このロールを自サイトでリンク活用される場合は以下のタグを貼り付けてご活用下さい。
<a href="#" onClick="Javascript:window.open('http://comi-roll.up-jp.com/index.cgi?mode=view3&no=61','host','width=790,height=430,scrollbars=0,top=30,left=30');return false;">ドリック流掌編小説集</a>
作品タイトル:ドリック流掌編小説集
日時: 2005/04/05 11:31
名前: ドリック  [フォントカラー/背景色:/]
背景画像: bak8.gif

<font>


掌編小説


短編小説よりも更に短い形式のいわゆる<B>超短編小説</B>
一般的によく聞く言葉で言えばショート・ショート
描写にスペースを使ってしまうと肝心の内容が薄くなるため
その点で言えば他の形式の小説よりも難しいと言える・・・





なんて言えば偉そうですが要するに私自身が思った事を
裸のままに書いた

良く言えば<B>個性全開!</B>
悪く言えば<B>これは小説ですか?</B>

な作品集です
どう思われるかは分かりませんが今までに無い新鮮味をどうぞ!
(いや、単に短いだけじゃ・・・)



目次</font>


<font size=3 color=ccffff>一:願い(4月4日)

二:ぼく、かみさまをみたよ(4月5日)




</font>
メンテ
Page: [1]

ファイルNo.1
日時:
BGMファイル:b [スタート=/エンド=] [フォントカラー/背景色:/]

<font size=3 color=ff0000>
−私は悲しい−

−私は誰とも戦いたくない−

 −私の前に現われる人はみな私を殺そうとする−

 −しかし彼らもまた私と同じなのだ−

−私と同じで生まれた時から戦う方法以外何も知らない−

 −相手を倒さなければ自分が殺られてしまう−

−私の住んでいる世界では老若男女区別無く永遠に戦いは続けられる−

−私もまたその一人−


−私は悲しい−

−私は誰とも戦いたくない−




・</font>


































<font>・・・・・・・次のニュースです。

昨月発売された人気格闘ゲーム「バトル・フィールド」の続編「バトル・フィールドSP」に

大きなプログラムミスがあることが判明しました。

前作の「バトル・フィールド」は迫力のある格闘とリアルな流血シーンでゲーム界に

おける歴史的大ヒットを記録した作品ですが続編である今回の

「バトル・フィールドSP」は、電源を入れると本来のトップ画面が出てこず

ゲームの世界観自体を批判する文面がエンドレスで出てくるという事です。

現在発売元の株式会社エレボスは原因の解明に急いでいます。

なおその文面は次の通り。</font>


<font size=3 color=ff0000>−私は悲しい−

−私は誰とも戦いたくない−




・</font>





































<font size=3 color=ccffff>【あとがき 〜作者の思い〜】


今回のテーマはズバリ格闘・戦闘ゲーム

「戦争反対!」の運動があちこちで起こっている今、大人自身が青少年にそういう思想を植え付ける
のはどうなんでしょうか?

確かに現実とゲームは違うかもしれません。

しかし現在のゲームのクオリティの高さはMSXやファミコンの比ではなく、その質の向上と共に

作品もグッと現実味を帯びてきています。

現にゲームの真似をして起こった痛ましい事件も数多くあります。

「でも年齢制限があるじゃないか」と思うかもしれませんが、実際の所、その規制はそこまで厳しい
ものじゃありません。

私の知り合いでも年齢制限を下回っているのにも関わらず、ゲームを所有している人がいます。

ですから、そんな事実も含めて私は思います。

戦争を無くすという大きな目標を達成するには、こんな小さな事でもコツコツとやっていかなければ
ならないのではないか? ・・・と。</font>


<font>*これを読んで下さった方の中にも格闘ゲームが好きな方がおられるかもしれません。
   しかし、これはあくまで私の考えですのであなたの考えを批判するものではありません。
 ですが、もし不快に思われたのならばお詫び申し上げます。
 






</font>
メンテ
ファイルNo.2
日時:
BGMファイル:http://www.comi-roll.up-jp.com/user-dir/61/b_oumatoki.mid [スタート=1/エンド=1850] [フォントカラー/背景色:/]
背景画像: bak4.gif

<font>


<B>ねえ、ママ! ぼく、かみさまをみたよ!</B>




そう言ったらママは笑ってくれた。

「凄いわね、優ちゃん」って言って笑ってくれた。

だからぼく帰って来たパパにも言ったんだ。

「ねえ、パパ! ぼく、かみさまをみたよ!」って。

そしたらパパも笑ってくれた。

「凄いな優一!」って言って笑ってくれた。

一日でパパにもママにもほめられてぼくとっても嬉しかった。

だから次の日もぼく、二人に言ったんだ。

「パパ、ママ、ぼくきょうはカッパをみたよ」って。

そしたらまた二人とも笑ってほめてくれた。

でも本当はその日はカッパじゃなくて太ったヘビみたいなのを見たんだ。

カッパの方が偉そうだからつい嘘ついちゃったテヘヘ、ごめんなさい。

その次の日からもぼくは色んなものを見たよ。

妖精さんとか、天使さんとか、人魚さんとか・・・。

絵本で見た事あったからぼくみ〜んな名前が分かるんだよ♪ すごいでしょ?

でも、ぼくがそれをママに言ったらママ怒ったんだ。

「嘘つくんじゃありません優一!」って大きな声でぼくの事を怒った。

ぼくとっても怖かった。

それとママにほめてもらえるって思ってたからとっても悲しかった。

だからぼくパパにも言ったんだ。

パパならほめてくれるって思ったから。

でもパパもママと同じでぼくのことを怒った。

だからぼくは泣きながら布団に入ったんだ。

そして

「なんでパパもママもぼくのことおこるの? ぼくホントにみたんだよ? みんなみたんだよ?」

そう思って泣きながら寝たんだ。























次の日ぼくはとっても早起きできた。

でも起きてすぐにぼくは驚いた。

だってすぐ隣に悪魔が2匹寝てたんだもん!

だからぼく悪魔を倒すためにママの包丁を持ってきて2匹とも刺したんだ。

そしたら悪魔が「優・・・一・・・」ってパパとママの真似をしてぼくをだまそうとしたんだ。

でもぼく騙されなかったよ。

だっていくら声が似てても姿が悪魔なんだもん。

でも悪魔がずっとぼくのこと騙そうとするから、</font>

<font size=4><B>「パパのまねするな! ママのまねするな!」</font></B>

<font>って言いながら何度も何度も刺したんだ。

そしたら悪魔が喋らなくなった。

「やったついにアクマのやつをたおしたぞ! パパ! ママ! ぼくアクマたおしたよ!

ねえ、パパ・・・? ママ・・・? どこにいるの・・・?」




・</font>




















<TABLE border="0" width="100%" cellpadding="0" cellspacing="0">
<TBODY>
<TR>
<TD bgcolor="white" align="center">





<font color=black size=3>「・・・どうですか先生? 彼は治りそうですか?」

「いえ、長くなりそうですよ刑事さん、今の彼は5、6歳への退行・・・いわゆる子供返りの現象を見せています」

「本当なんですかそれは? 彼はもう高校生ですよ?」

「ええ、色んな知能テストをしてみた結果ですからおそらく間違い無いでしょう」

「じゃあ事件の話を聞いたりするのは?」

「そんなの無理に決まってるじゃないですか。今の彼に何を聞いたって無駄な時間を使うだけですよ。ただ・・・」

「ただ、何ですか?」

「・・・ただ犯人が彼である可能性は非常に高いと思います」

「え? 何でそんな事が?」

「彼はここに来てずっと、色んな物語を喋ってるんですが、彼はその最後で必ず悪魔を倒しているんですよ」

「悪魔・・・ですか。それは彼が殺した親の事なんですか?」

「ええ。抽象的な表現ですから確定は出来ませんが、事件の状況を考えればそう考えるのが一番適当だと思います」

「そうですか・・・」












「・・・きっとこの話が世間に知れたら 悪魔はお前だろ! とか言われるんでしょうね」

「そうかもしれませんね」

「でも私には彼のした事も少し分かるんですよ・・・。あのまま我慢していたら自分が壊れてしまう

・・・そう考えた彼の苦汁の決断だったんじゃないでしょうか」

「・・・そうは言っても殺人は殺人です。刑事の私がそれを容認する訳にはいきません」

「ええ・・・それは分かっています。でも私には分からないんですよ。

たった一人の息子に殺意を抱かせるような事をして、

そのくせ優しい自分の記憶を植え付けて、死んだ後も子供を苦しめ続ける

・・・そんな人間と、それを殺した人間・・・一体どっちが悪魔に近い人間なんでしょうか・・・」</font>











</TD>
</TR>
</TBODY>
</TABLE>







<B>ねえ、ママ! ぼく、かみさまをみたよ!</B>


ねえ、パパ・・・? ママ・・・? どこにいるの・・・


<B>ねえ、ママ! ぼく、かみさまをみたよ!</B>


ねえ、パパ・・・ママ・・・




・</font>































<font size=3 color=ccffff>【あとがき〜作品のこと〜】


このタイプはいつか書いてみたいと前々から思っていたんですが、今回あるキッカケがありました。

ゴズィラさんのBRACELETを読んだ事です。

あの作品を読んで急速に構想がまとまり、見事(か?)完成させることができました。

「そうか親子だ!」てな感じにビビビッ! ときましたね。

ちなみにラストの方は当初、薬物中毒で変わっていく親にするはずだったんですが、

どうもシックリ来ずに結局、原因不明となりました。

何かは分からないけど二人に何か起こったんだ、とでも思っておいて下さい。

最後にですが、前半部分の雰囲気が、私の考える怖い小説だったりします。</font>




<font size=3 color=white>楽曲提供:水の宮</font>
メンテ

Page: [1]

背景画像
(必要な場合のみ)
↑から選んでbak-0.gifのようにファイル名を記入
BGMファイル
(必要な場合のみ)
↑から選んでmid/test.wavのように音ファイルを指定
スタート・ポイント(数値を入れます 例:1000)
エンド・ポイント(数値を入れます 例:5000)
【BGM設定】
特定の場所からBGMを再生スタートさせたい時はエンド・ポイントは空欄にし、 MIDファイル名とスタート・ポイントを設定します。その場合、スタート・ポイントに スクロールが来たらBGMが再生され最後まで曲を再生して終わります。 (画面をリロードしない限り繰り返し再生はしません)

スタート・ポイントとエンド・ポイントの両方を設定するとスタート〜エンド間にスクロール画面がある間繰り返し再生し、 その区間以外では再生はストップします。再度その区間にスクロールさせるとまた再生がスタートします。
背景色
フォントカラー
パスワード (記事メンテ時に使用)
   クッキー保存

- Web Patio -